生産や流通にかかる合理的な費用をもとに、食料の価格を決めるよう促す制度が始まった。焦点となるコメの場合、コストの目安は精米5キロで2816円となっている。生産性の向上を実現し、輸入米に対抗するうえで疑問符のつく水準である。
この価格は兼業農家が農業を維持できるように設定されたと言われている。しかし、兼業農家は主な収入はサラリーマンとしての給与であり、農業ではむしろ赤字を出して給与から引かれた税金を取り戻しているのが現状である。
このような農家の存在が農地の集約を妨げ、近代的な大規模農家の拡大を妨げている。小規模で高齢化し発展性の無い兼業農家の農地を大規模農家に集約させることで今のような飛び地ではなく効率的に栽培できる連続した大規模農地を拡大することができる。そしてそれこそが日本の農業を最新技術で近代化し国際的な競争力を獲得する唯一の手段である。
コメの価格も一定規模の大規模農家でないと採算がとれないような価格に設定し、国内の小規模農家を一掃すべきである。
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