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2025年03月25日

現場を知らないキャリア官僚が作るから日本の補助金やシステムは役に立たない

日本では大規模システム開発での失敗例が目立つ。この原因は情報システムの知識の無い幹部がシステム開発を業者に丸投げするからである。業務知識や情報システムの知識の無い者がシステム開発をすると結果的に失敗することになる。

民間企業よりひどいのが官庁である。情報システムだけでなく、政府の補助金や助成金は役に立たないものが多い。条件が細かすぎて使えなかったり、やたら制限や報告が多く結果的に支援するよりは妨げになるケースも少なくない。

その原因は実務を知らない頭でっかちのキャリア官僚が口を出すからであり、特に責任を追及されない為に様々な制限や制約を加えることがそれに輪をかけている。

通常の業務でさえそんなレベルだから、情報システムがからんてくるとどうにもならない。住基ナンバーが利用されなかったのもそうだし、今のマイナンバーが使い勝手の悪いのも当然のことである。

キャリア官僚はそもそも個々の業務の細かい内容はノンキャリアまかせであり、さらに情報分野で専門家と議論できる知識を持つ者は稀である。

そんなキャリア官僚に国民に使い勝手の良いシステムを開発することは不可能であり、多額の税金を投入したシステムが無用の長物になるのもやむを得ない。

キャリアシステムはそもそも海外の知識を効率的に日本に移植する為のシステムであり、自国で新しい知識やシステムを生み出す必要のある現在の日本には適合していない。

業務に対する詳細な知識がなくては新しい業務体制を生み出すことはできない。現在のキャリアのように渡り鳥のように短期間だけその業務の管理職としてだけ関わっている者にはそれは期待できない。

キャリア制度は廃止すべきである。


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posted by ドクター国松 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の政治システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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