一連の強盗事件で実行役として逮捕された者に20代が多いことに驚いた人も多いのではないだろうか。人手不足で最低賃金も上がり、20代であれば働く気があれば仕事につくことは難しくなく、わざわざ怪しい闇バイトに応じる必要はないはずである。
ルフィなどと名乗る指示役のもとで行われた強盗事件の一部に実行役などとして関わり、実刑判決を受けた20代の被告が闇バイトに応募したきっかけは、生活費や遊興費などで200万円以上の借金を抱えていたことだったらしい。
闇バイトに応募した多くの若者は高額な日当につられて応募している。少し常識があれば専門技術も必要としないでそんな高額な報酬を得られる仕事がまともな仕事でないことは検討がつくはずである。
多くの被告に共通するのはきちんと職について働いていない。遊興費等で借金をかかえている等々である。今の時代はかっての就職難の時代とは異なるにもかかわらず、定職につくことを嫌い一攫千金を夢見る若者が増加していることが関係しているように思う。
家庭での躾や教育が崩壊した現在、せめて学校教育の中で真面目にこつこつ働くことの重要性を教育しない限り、日本人の質はますます低下していくだろう。
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