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2024年10月07日

ドラマにくだらない言葉狩をするからドラマが面白くなくなる

4日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」第5話で、栄養失調で倒れたギャルに対し看護師が「栄養バランスを考えたメニューです。お母さんに作ってもらってください」と言ったセリフに対し、「お母さんいない子もいるでしょう?」「良いのか? 家族構成や家庭内の役割はそれぞれだし」「お母さんがじゃなかろうて…お父さんでもいいやろ…」と看護師の言葉は配慮に欠けているとの指摘が視聴者から寄せられているらしい。

馬鹿げた風潮である。やたら正論を主張し他人を批判する今の時代を象徴する出来事である。ドラマの流れから見て看護師がお母さんに作ってもらってくださいというのはごく自然な流れである。このようなセリフに正論を振りかざし批判するからドラマが面白くなくなる。

最近では何でも正義を振りかざし、少しでもそれに違反するような行動や発言に対しては徹底的に糾弾する風潮が見られるが、その結果日本社会から寛容さが失われギスギスして住みにくくなっている。

実際に社会に大きな実害が発生するような事案を除いては、ドラマ等に検閲のような言葉狩りをすべきではない。



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posted by ドクター国松 at 09:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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