福島第一原発2号機の建屋にあるタンクの水位が低下した問題で、建屋3階の部屋で水漏れが確認された。東京電力担当者は「水は同フロアにある原子炉建屋地下1階に通じる排水口に流れており、現時点では他のエリアへの漏洩は確認されておりません」と言っているが、排水溝から処理されないままに排出されたのではないだろうか。
2月7日にも建屋内の浄化装置を洗浄する際弁を閉め忘れ、東京電力福島第1原発の高温焼却炉建屋外壁にある排気口から放射性物質を含む水が漏えいしている。
今回の水漏れについてはまだ原因が確認されていないが、人為ミスであれ経年劣化であれ、東電に福島原発管理者としての能力に欠けることは明らかである。
日本の電力事情から見て、最終処理場が無いという欠点があっても原子力発電は不可避だとすれば、40年以上経過し事故の可能性の高い原発を運用するよりは、最新技術でより安全性の高い原子力発電所を新たに建設する方が現状より安全である。
また、廃炉の管理とメンテナンスの為にもロボット技術のいっそうの発展が必要である。
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