中国や韓国で実施されている反日教育は、戦争も知らず実際に日本人と出会ったこともない中国の若者や韓国の若者の一部に強い反日感情を抱かせることに成功している。
韓国が海外で実施している慰安婦像の設置などもその影響であり、中国で何か契機があれば突然発生する反日的抗議行動などもその現れである。
反日教育は愛国教育の一種で政府に対する不満を日本に転嫁することも目的の一部であるが、東アジアの将来を不安定にするだけでなく、日中韓全体の地位向上を妨げるものである。地理的に近い日中韓は対立するより協力する方がよほど互いに有益である。
実際のところ過去において日本にこんなひどいことをされたと国民を教育しても得るところは何もない。将来のせんそうの火種をつくるだけである。むしろ何故自国が過去において日本や欧米諸国の後塵を拝したかを冷静に分析しそれを教えるのが本当の歴史教育である。
その当時の問題点とそれを日本や欧米にどう利用されたかを客観的に分析しそれを知ることで将来に備えることができる。
いたずらに反日感情を煽るより、過去の歴史を教訓とし二度と同様の失敗をしないことの方がよほど有益である。
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