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2024年06月14日

万博では空飛ぶ車は見られないか

大阪・関西万博で予定される商用飛行では、USJ南側の桜島地区、海遊館近くの中央突堤、大阪城のある森之宮の3ヵ所を離発着の候補地に決め、それぞれのポートと万博会場間を結ぶ計画である。道路を使うと渋滞時は1時間近くかかるが、空飛ぶクルマならわずか9分ほどで到着する。

しかし、万博には間に合わないのではないかと言われ始めている。日本では量産機を商用運航するためには最初に型式証明、その後一機ずつ耐空証明の取得が必要となるが、その手続きが遅れている。

空飛ぶ車は当然航空機とは大きく異なる。航空機し比べてかなり簡素化されたシステムになっている。しかし、それに対し航空機と同じ型式審査を当てはめようとしている。これでは当てはまらない部分も多く審査に時間がかかっている。

空飛ぶ車と航空機は全く異なるのだから、本来は空飛ぶ車用の型式審査基準を策定して実施すべきなのだが、官庁にはそのような柔軟性は期待できない。

全く異なるものに航空機用の型式審査を実施するのだから、当てはまらないのは当然であり、このままではおそらく商用利用は実現しないだろう。


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posted by ドクター国松 at 09:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 官僚政治からの脱却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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