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2024年02月22日

外国人価格と日本人価格の二重価格に見る日本の貧困後進国化

昔まだ日本経済も円も強かった頃、アジアを旅行していると全ての価格が安く感じられたものであった。当時こんなに安く売って生活できるのかと疑問に思っていたが、地元の物価は観光地よりずっと安く地元の賃金でも生活できるという説明を受けて納得したものである。

日本でも最近日本人向け価格と外国人観光客向け価格の二重価格化が進んできたらしい。一般にラーメンなどは高くても1000円程度であるが、一部の観光地では2000円から3000円にもなるらしい。他の物価も外国人向けの観光地では国内の一般価格の1.5倍から2倍以上にもなっている。

観光地でも観光客向け価格と地元民向け価格の二重価格化が進んでいる。物価が母国より安いということも日本観光の大きな要因となっており、観光立国と言えば聞こえがいいが、かって日本人が物価の安いアジア諸国への旅行を楽しんだのと同じ感覚で観光客が増えているにすぎない。

結局のところ日本が貧困化し、貧困化した国民が生活できる物価水準にとどまっているため、海外の成長している国々と比較すれば物価が相対的に安くなっており、安価に贅沢な旅ができる国として支持されているにすぎない。


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posted by ドクター国松 at 10:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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