東京電力福島第一原子力発電所で7日午前、汚染水浄化装置の排気口から、水が漏れ出しているのが見つかった。漏れた水は、およそ5.5トンと試算、漏れ出た水にはセシウム137などのガンマ線を出す放射性物質が、およそ220億ベクレル(国への報告基準の220倍に相当する)含まれていたとされている。
東京電力は、装置の点検に伴って、内部に残った汚染水を水で押し流した際、本来、閉まっているはずの弁が開いていたため、排気口から漏れ出たとみられると説明している。
人為的なミスであれ機械の故障であれ、いずれにしてもイージーミスであり、少し注意すれば防げたはずのミスである。
結果は漏れた水と土壌を回収することになり、最終処理場も決まっていない放射能廃棄物を増やすことになった。
津波の後に失われた電源の回復を怠り原子炉事故を発生させたこと、何時までたても炉心回収ができず汚染水を増加させ続け処理水として海に輩出し続けていること、さらに今回のように不注意で放射能流出を招いたこと。
東京電力が日本に与えた被害は莫大なものである。そんな企業が存続し役員や従業員が多額の報酬を得続けている。
不始末起こした企業は解散処分にすべきであり、のうのうと存在しつづけるべきではない。
原子炉事故の後、政府は東電を解散し別途事故処理会社を設立し、東京電力地域の発電利権を売却すべきであった。
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