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2023年12月07日

山本太郎は処理水の海上放棄を批判するなら、別の処理方法を提案すべきである。

れいわ新選組の山本太郎代表は6日、国会内で開かれた参議院東日本大震災復興特別委員会で質問に立ち処理水の海上放出を批判した。

自称知識人ほはじめ政府を批判する勢力は処理水の海上放出に反対する者が多い。誰でも放射能を含んでいるかもしれない処理水を海に放出するのことには懸念を抱かざるをえない。放出するかしないかといえば放出しない方がいいに決まっている。

しかし、現実を見ることは理想論を唱えることよりもはるかに重要である。日々処理水は増え続け処理水タンクは増加している。これを何時までも放置できないことは誰の目にも明らかである。

再び大地震でも発生し処理水タンクが破損するようなことがあれば、地上は処理水であふれることになりその被害は計り知れない。テロで処理水タンクに爆薬をしかけタンクを破壊されても大きな被害がでる。

いずれにせよタンクに処理水を貯める方法は限界に近づきつつある。処理水の発生を抑える根本的な対策をとることが政府のすべきことであることは言うまでもない。


しかし、山本太郎もそうだが、処理水の海上放棄に反対するなら別の処理水の処理方法を提案しなくてはならない。

それもできないのにむやみに反対するのは無責任である。少なくとも中国等を除く多くの国が処理水の海上放棄の安全性を認めている現在、合理的な対案もないのに処理水の海上放棄を批判する勢力は無責任と言わざるをえない。



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posted by ドクター国松 at 09:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | 大震災からの復興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『山本太郎は処理水の海上放棄を批判するなら、別の処理方法を提案すべきである。』に対する意見
http://kunimatu.seesaa.net/article/501682280.html

>日々処理水は増え続け処理水タンクは増加している。これを何時までも放置できないことは誰の目にも明らかである。


中国や世界中の科学者も汚染水の処理に反対しているのではなく、トリチウム以外の核種を含む汚染水の海洋投棄に懸念を表明しているだけだった。
しかし、中国の懸念を晴らすだけの科学的データは存在しない。
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・・・日本は多核種除去設備(ALPS)で浄化すれば安全で無害だと主張するが、実際には60種類以上の放射性核種が含まれており、多くの核種には現時点で有効な浄化処理技術がない。一部の半減期の長い核種は海流に乗って拡散し、生物への蓄積効果が生じる。環境中の放射性核種の総量を余分に増加させる可能性があり、海洋環境と人体に予測不可能な危害をもたらす。・・・
【日本に海洋放出以外の汚染水処理の研究を促す 中国外交部】https://jp.news.cn/20230322/1d23f9903e15443aa3bf63388a2a6e12/c.html
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汚染水置き場の土地を確保すれば何の問題も無かった。しかし、土地を購入するには莫大な費用が掛かるし、地元民から反対されてしまえば容易に土地を購入することができない。
一度中国との交渉のテーブルに着いてしまうといつまで経っても海洋投棄に踏み切ることができない。
だから、政府も東電も汚染水置き場が限界に達するまでに海洋投棄を強行しなければならなかった。
そして、無視された中国は水産物の輸入禁止措置に出た。

まさか水産物の禁輸にでるとは考えていなかった岸田内閣は慌て、国民の批判が内閣に向かうことを恐れて全ての責任を中国の所為にするキャンペーンを始めた。
急ぐことは無かったのだ。懸念を表明している全ての国、全ての科学者、全ての国民を納得させてから正々堂々と海洋投棄すれば何の問題も生じなかったのだ。
しかし、納得させるだけのデータが無かったのだ。
つまり、半減期が約1570万年のヨウ素129、約230万年のセシウム135、約5700年の炭素14などを含む核種が30年40年100年間放出し続けても有機結合、生物濃縮、海底堆積物への蓄積は起こらないという科学的データは存在しないのだ。

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筆者は、東京電力の会見後に、東電広報に問うた。

−−告示濃度限度比の総和のうち、ヨウ素129がほとんどを占めている。

東電:ヨウ素129は様々な形態で存在し、ALPSで取り切れないことは元々分かっている。
ヨウ素129の告示濃度限度は9Bq/Lで元々厳しいので、2Bq/Lの濃度だと告示濃度限度比がどうしても大きくなる。

−−ALPS処理水にもっとも多く含まれるのはトリチウムだが、半減期は12年である。
数百年後など長いスパンで考えたときに、もっとも環境に影響を与えるのはヨウ素129では?

東電:告示濃度限度でそのあたりは評価している。

−−違う!告示濃度限度は、人間が70年間平均の、毎日2L、その濃度の水を飲み続けた場合、平均の線量率が1年あたり1mSvに達する濃度のはず。数百年後の影響評価は告示濃度限度に含まれないはずだ。

東電:おっしゃるとおり。言い過ぎた。訂正する。

−−告示濃度限度はあくまでも、「人間が70年飲む」という評価から作られたもの。半減期1570万年のヨウ素129を放出し続け、100年後、200年後、300年後の環境影響に対しての評価はあるか

東電:そのような視点からの評価はない。法律で課せられていないので。あくまでも法律で課せられているのは告示濃度なので。

http://oshidori-makoken.com/2023/07/15/alps%E5%87%A6%E7%90%86%E6%B0%B4%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%AB%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%82%92%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0129/
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Posted by ewkefc at 2023年12月07日 16:20
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