宗教団体「エホバの証人」の信者による子どもへの体罰や輸血拒否を巡り、「エホバの証人問題支援弁護団」は20日、信者の親を持つ宗教2世の元信者らを対象とした調査結果を公表した。9割の人がむち打ちを受けたとし、輸血拒否の意思表示カードも8割が持っていたと答えた。
新興宗教が行う異常な行動についてはオウムや統一教会、今回問題となっているエホバの証人等枚挙にいとまがない。
しかし、宗教が人類社会にもたらす悪影響は何も新興宗教だけではない。日本の歴史においても比叡山の僧兵や一向一揆等、宗教が原因での死者は多数に上る。
しかし、海外においてはその弊害はより顕著である。キリスト教がその歴史の中で殺した人数は数億人を下らない。キリスト教が穏健化した現在においてはその系統に属するイスラム教が世界中で人を殺し続けている。
死を恐れ自然の驚異に怯えてきた人類が宗教や神に助けを求めるのは人類の宿業である。しかし、科学が進歩し多くの問題を神ではなく人類が解決できる現在に至っても、過去の神は未だに人類の心に生き続け悪影響を与え続けている。
未だに中世的な心で神を信じ、進化論を否定し科学より神の言葉を重視する人口が増加し、科学的思考と民主主義を身につけた人類が少数派となりつつ現状は、人類の未来に暗い影をもたらしかねない。
はげみになりますので、クリックをお願いします
>未だに中世的な心で神を信じ、進化論を否定し科学より神の言葉を重視する人口が増加し、科学的思考と民主主義を身につけた人類が少数派となりつつ現状は、人類の未来に暗い影をもたらしかねない。
カール・マルクスは、宗教は民衆のアヘンであると言いました。
幻想に幸福を求めることは現実逃避であり、確かに一時的には人の心をいやすかもしれないが、根本原因を解決することはできないということです。