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2023年10月25日

処理水放出が許されている間に根本的な解決を図るべき

松野博一官房長官は24日の閣議後会見で、放出は計画通り安全に進んでいると指摘した。海洋放出の安全性に関し国内外に透明性高く情報発信を行っており、「国際的にも科学的知見に基づく冷静な対応が広がっている」との認識を示した。

また、中国やロシアによる日本産水産物輸入の全面的な一時停止措置を巡っては、科学的根拠に基づかない対応だとし、あらためて「極めて遺憾」と表明した。

しかし、何時までも漫然と処理水を放出し続けることが世界世論の支持を得られ続けると考えているとすれば少し甘いのではないだろうか。当面他に方法がないから他国も容認しているにすぎない。

放出するかしないかと言えば放出しないにこしたことはないと誰もが考える。とすれば日本に期待されてるのは処理水が出ない根本的な解決方法実施することである。

ところが、日本からは根本的な解決方法を模索しているような情報発信は何らされていない。今の日本は近所が目をつぶっているからとゴミを出し続けている家のようなものであり、いずれ糾弾されることになる。

日本は世界が処理水の放出を許容している間に根本的な解決策を研究しその過程を世界に広く知らせるべきである。

水中でも放射線を気にせず動けるようなロボットの開発など日本がすべきことは多い。現状に甘えていればいずれ中国やロシアの意見が国際世論になるだろう。

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posted by ドクター国松 at 10:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | 汚染水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『処理水放出が許されている間に根本的な解決を図るべき』に対する意見http://kunimatu.seesaa.net/article/501232409.html

>また、中国やロシアによる日本産水産物輸入の全面的な一時停止措置を巡っては、科学的根拠に基づかない対応だとし、あらためて「極めて遺憾」と表明した。

中国もロシアも疑念を表明しているだけであり、日本国政府に対して疑念を晴らすだけの科学的根拠の提示を求めているだけなのです。
それなのに、政府は中国もロシアも科学的根拠もなく反対しているという話にすり替えているのです。
中国は、半減期の長いトリチウム以外の核種が海洋に放出することによって生じる影響に疑念を持っているのです。ですから、水蒸気放出を提唱しているのです。

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・・・日本は多核種除去設備(ALPS)で浄化すれば安全で無害だと主張するが、実際には60種類以上の放射性核種が含まれており、多くの核種には現時点で有効な浄化処理技術がない。一部の半減期の長い核種は海流に乗って拡散し、生物への蓄積効果が生じる。環境中の放射性核種の総量を余分に増加させる可能性があり、海洋環境と人体に予測不可能な危害をもたらす。・・・
【日本に海洋放出以外の汚染水処理の研究を促す 中国外交部】https://jp.news.cn/20230322/1d23f9903e15443aa3bf63388a2a6e12/c.html
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【中ロ、原発処理水「大気放出検討を」 日本政府に要求】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB201HL0Q3A820C2000000/

中国は疑念を晴らしてから海洋投棄を始めても遅くはないと主張していましたが、
政府も東電も疑念を晴らすだけのデータを持っていませんので交渉のテーブルに着くことができず、中国を無視して海洋投棄を強行するしかなかったのです。
ですから、中国は水産物の輸入禁止という強硬策に出たのです。
かつて高市早苗氏は風評被害は外交交渉で解決すべきと主張しています。
外交力を否定して海洋投棄を強行したが故に、多くの国民が被害を被ってしまいました。
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・・・しかし、現在も続いている「風評被害」を、各国との交渉によって解決する方が先ではないでしょうか。・・・
【福島第1原子力発電所「処理水」の海洋放出決定の手順に疑問】
https://www.sanae.gr.jp/column_detail1307.html
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Posted by ewkefc at 2023年10月25日 16:15
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