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2023年07月28日

愛する一人娘が性的暴行を受け動画を撮影され、それをネタに脅され性交を強要されたと仮定すれば、両親が殺人に加担しても不思議ではない。

札幌の首切り殺人事件の報道が過熱している。首を切って持ちかえるという猟奇犯罪であり、両親が共同正犯として逮捕されるという異例の事件である。

その中で疑問にされているのは社会的地位も教養もあり社会人として普通に生活している両親が何故犯罪を止めることなく加担したかということである。

娘への溺愛を強調し、それが犯罪に加担した原因であるかのように報道しているが、それでは説得力に欠ける。普通の社会人である親が娘の殺人を容認し助けるにはよほどのことがなければならない。

そこでヒントとなるのが、母親が「娘は暴行された」と言っていることと、祖父が動画についてふれていることである。さらに娘が憎しみを抱いているにもかかわらず数回被害者と会っていることである。

娘が暴行され、動画を撮影され、それをネタに脅され望まないセックスを強要されていたと仮定すれば(事実ではなくあくまでも仮定の話)、両親の怒りも納得できる。

繁華街の中のラブホテルという犯行の場所は殺人の場所としては不適格であり、娘の方が指定したというよりは、被害者が指定したと考えるのが合理的であり、娘は憎い相手にラブホテルに呼び出されても応じざるをえない状況にあったと思われる。

首を切ったのは相手の身元を隠すためというのが合理的な解釈だろう。捨てる場所に困り家に置いていたと考えられる。すぐに被害者の身元が割れたのは行方不明届がだされたからであり、これがなければ身元確認にもっと時間がかかっただろう。

犯人の逮捕が比較的早かったのは、防犯カメラに車のナンバーが映っていたからだと思われるが、警察が事前に被害者と娘のトラブルを知っていたからすぐ特定できた可能性も否定できない。最初から一貫して被害者の名前を公に報道しないことは、被害者側の何らかの不都合な事情を警察及びマスコミが知っていた可能性がある。

両親が娘の殺人に加担するという異常な犯罪ではあるが、娘が強姦され動画をとられて脅され続けている状況を仮定すれば、殺人を実行する両親は1%にも満たないだろうが、殺したいと思う両親は7割ぐらいはいてもおかしくない。

事件の詳細は明らかになっていないが、いずれははっきりと事実が報道されることを望む







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posted by ドクター国松 at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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