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2023年07月04日

無知な高校生に未来の視点として「老人1人にかけるお金を減らし子育てとか教育の方にお金を使う」と言わせる財務省の茶番

財務省が実施した高校生たちに向けて行う「フューチャーデザイン」の授業で2070年にコア高校生がタイムスリップした視点で「老人1人にかけるお金を減らして、むしろ子育てとか教育の方にお金をどんどん使っていきます」という結論を出すように誘導した。

そもそも高校生にはこれを論じるだけの知識に書く者が多い。まず自分の親がどの程度の収入を得ており生活費や教育費にどれだけのお金を使っているかを知っていないといけないが、このことに知識のある高校生はごく稀である。

また、高齢者がどの程度の収入を得ており、その収入でどれだけ余裕のある生活ができるのかを知っておく必要あるがそんなことは知る由もない。

その問題を考える上で必要な知識を持たない高校生が、財務省から高齢化による社会保障の増加という知識を与えられれば、結論は当然そうなる。

自分の親の年収を知り、現在の生活費の額を理解した上で、高齢者になった時の年金収入がわずか200万円前後しかなく、そこからさらに介護保険や健康保険で20万円前後さしひかれることを知っていれば、老人ひとりにかけるお金を減らすという回答にはならないはずである。

彼ら自身が高齢者になった時にその金額で生活しなければならないからである。

いずれにせよ、財務省に踊らされ高齢者にかける金減らせと叫ぶ若者は、その結果を自らの身をもって確認することになることを理解しておくべきである。



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posted by ドクター国松 at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高齢化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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