週刊誌やテレビが広末の不倫で大騒ぎしている。ジャパンセックスサーベイのアンケートによると、不倫を経験した人の割合は男性で67.9%、女性で41.1%らしいが、こと有名人の不倫が発覚すると犯罪を犯した極悪人であるかのように糾弾されるのが最近の傾向である。
しかし、不倫などはそもそも夫婦二人の問題であり、他人がとやかく言うべき問題ではない。そもそも不倫といっても二種類ある。
たまには違う相手と遊びたいという一時的なものと、今の配偶者より不倫相手の方が好きでできれば離婚したいというものである。
一時的な不倫についてどうするかは配偶者がどう考えるかの問題であり他人は全く関係ない。
また、今の配偶者より不倫相手の方が好きなケースについては、離婚して不倫相手と結婚するのが本人にとっても配偶者にとっても不倫相手にとってもいい。
そもそも結婚というものは互いが相手を愛していてこそ成立するものであり、一方の愛がなくなったにもかかわらず片方が相手に執着し夫婦でいつづけるのは互いを不幸にするだけである。
そもそも家制度が崩壊した後の結婚制度は生活力を持たない妻を夫が養うという前提のもとに、夫が簡単に妻を離縁できないように制約を持たせている。
男女平等が叫ばれ、妻も働いている現在においては、経済力が無い為に好きでなくても離婚できないというケースは少なくなっており、愛情も無いのに夫婦でいる理由は無い。
どちらか一方が嫌になったらいつでも無条件に離婚できるようになってもいいのではないだろうか。
子供の親権問題さえ解決すればいつでも一方の申し立てで離婚ができる。若者の結婚を増やすにも離婚を一方の都合で簡単にできるようにすることは有効である。
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