立憲民主党への国民の支援が広がらない。野党第一党が立憲民主党であるかぎり国民が如何に自公政権に不満があっても野党に政権を任す気にはなれない。
何故、立憲民主党にはそんなに国民の信頼がないのだろう。一つは民主党の後継政党であることが明白なのに、過去の民主党政権の失敗を総括していないことである。
国民の民主党政権への評価は低い。立憲民主党が政権政党として信頼するに足ることを国民に示すには、過去の民主党の失敗を認め総括して立憲民主党は同じ失敗は繰り返さないということを国民に信用してもらわなければならない。
しかし、残念ながら立憲民主党が国民の前で過去の民主党政権の失敗について反省し総括したとは思われていない。
もう一つは不祥事をおこした自民党議員への国会の場での執拗な追及である。確かに議員の不祥事は糾弾する必要はあるが、国会での大事な議論を後回しにしてまで議員の失言や個人的な不祥事に多くの時間を費やしているのを見せられる国民の立場からは、税金を使って何をしているんだという不信感しかない。
また、大臣に対する不信任案や内閣に対する不信任案など徹可能性は皆無であるのに、議事を遅らせる為だけに提示することが常態化しているが、これなども国民から見れば時間の無駄であり無意味としか思えない。
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