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2023年04月04日

AIに代表される情報先端分野で日本が一人負けしているのは経営者が情報分野に疎いから

AIの現状リポート2022によると、中国は2010年以降、アメリカの4.5倍ものAIに関する論文を発表しており、その数は、アメリカ、インド、イギリス、ドイツをすべて足したよりもはるかに多い。残念ながら日本は、このリポートには全く出てこない。

この分野で日本が中国やアメリカに追いつくのはすでに絶望的な状況にある。

日本はいまだにファクスを使っているように、DXが遅れた国であり、情報技術の日進月歩の進歩が企業の中では全く反映されていない。その原因の一つは経営層に情報分野の知識が無いことである。

日本の企業では出世に必要な要素の中で情報活用という要素がほとんど入っていない為、経営層に出世するサラリーマン経営者の多くはDX(ITツールやデジタルテクノロジーなどを活用して、まったく新しいビジネスやサービスを創出し、新たな顧客価値を提供するとともに会社の成長を促す活動)に対応する能力を持っていない。

何かIT技術等を用いて新しい事業をすることを提案されても、IT分野に対する無知の為に最初から完璧な100%のものを求めてしまうので、この世にない新しいものを最初に生み出す『ファーストペンギン』になれない。また、よそで新しいものが生まれてもすぐに参入しないので、先行者利益も得られない。

この積み重ねが、今日の日本の情報先端分野での遅れと生産性の低さをもたらしてきた。

今更手遅れの感もあるが、まずトップ経営層の先行基準から見直さないかぎり、日本に未来は無い。




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posted by ドクター国松 at 10:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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