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2023年03月28日

民主主義は国民の監視が無いと何時でも独裁に転ずる

独裁政治と言うと中国や北朝鮮の政治制度を思い浮かべ、日本とは関係ないように思えるが決してそうではない。

民主主義から独裁政治に転じた例はそれほど少なくない。例えばロシアなどもその例である。

ソビエト崩壊後、曲がりなりにも普通選挙が実施されロシアは民主主義国の仲間入りをしたはずであった。しかし、選挙制度こそ残っているがその実態は形骸化し、国民を弾圧し批判を許さない独裁政治家であるプーチン以外の選択肢は排除されており、ロシアは独裁体制に変質してしまった。

ヒトラーの例を挙げるまでもなく、民主主義の基本である選挙制度から独裁政権がうまれることは決して稀なことではない。

今またイスラエルにおいても民主主義の根本が揺るがせられようとしている。ネタリヤフ首相の改革案では、最高裁判所の判決を国会が過半数の決定で無効化できるようにしたり、最高裁判事の任命に関して国会がより強い影響力を及ぼしたりすることができるようにする内容で、民主主義の基本である三権分立を形骸化するものである。

イスラエルでは反対運動が起こっているが、どうなるかは予断を許さない。このような変化は日本でも起こらないとは言えない。

政治に無関心で選挙にいかない層が過半を占めるようでは、日本の民主主義がある日突然終わったとしても何ら不思議ではない。







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posted by ドクター国松 at 09:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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