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2023年02月21日

北朝鮮に対し抑止力を持つには敵基地攻撃能力だけでは無意味、核ミサイルによる攻撃能力が必要

北朝鮮がまたICBMと単距離ミサイルの発射を行った。既に北朝鮮は何時でも長短のミサイルを発射できる能力を有している。

これに対し日本は防衛力を増強するとして敵基地攻撃能力の保有を目指している。しかし、その中身は明確にされておらず、既に北朝鮮が保有しているであろうミサイルと比較しどの程度を保有しようとしているのかはっきりしない。

わかっているのは購入予定の500発のトマホークだけでは全く足らず、北朝鮮に対する抑止力とはなりえないことだけである。

結局のところ敵基地攻撃能力を持とうがもたなかろうが、北朝鮮に対する抑止力は日本の後ろにあるアメリカの軍事的脅威だけである。

日本が単独で核保有国に対し抑止力を持とうとすれば、同じく核ミサイルを保有するしかない。

憲法を改正し核保有をする意思があるのなら、防衛費の大幅増強も費用対効果が認められるが、そこまでしないなら、防衛予算の大幅増強は税金の無駄使いである。

その意味で防衛費増強の優先度は高くなく、少子化対策や経済復興対策の方がはるかに優先度が高い。





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posted by ドクター国松 at 09:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 税金の無駄遣い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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