大阪市が実施している街路樹の伐採に対し、木を切る改革として批判の声が聞かれるが、実際のところ街路樹については益よりも害が大きく、大阪市だけではなく全国的に伐採することが国益に合致する。
街路樹には交通安全、景観向上、環境保全などの機能があるとされているが、これを凌ぐ弊害もある。
寿命や地震、台風による倒木は交通や避難の障害となり、人や車等の危険となる。また、水害時には排水溝をつまらせる原因となる。さらに信号機や道路標識などを見えにくくし交通事故の原因となる。
日常的には鳥の巣となり騒音や大量の糞害をもたらし、また日々発生する落ち葉による汚れが近隣に多大な迷惑をかけている。
また、路上の木は安全や風通し・落下物・根の被害などへの対策上、森林や公園などの木以上に丁寧なメンテナンスを必要とするため、通常、一本あたりのメンテナンスの費用は森林や公園の木以上の高額な費用を必要とし、それが利権となっている。
メリットに比較しデメリットが多く、また多額の税金を必要とする街路樹は全国的に廃止し、そのスペースを自転車専用道路作成に転用する方がはるかに有益である。
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