国会では自民党が育児手当の所得制限無しに舵を切ったことに対し、旧民主党の立憲民主の議員が過去の自民党議員の発言を持ち出し批判している。
自らの主張が正しかったと強調する為に自民党議員の変節に対し反省を迫っている。はっきり言って貴重な時間の無駄遣いである。国会の場ではもっと少子化対策の中身について実のある議論をすべきである。
そもそも自民党議員の過去の発言を批判する前に自分たちが反省すべきである。自民党の反対があったとしても、それに屈し子供手当の所得制限無しという主張を引っ込めたのは当時の民主党政権である。
とすれば批判されるべきは民主党政権の信念の無さではないだろうか。子供手当を所得制限無しで実施することが少子化対策に絶対に必要だとの信念があれば、自民党や財務省がどんなに反対しても所得制限無しの子供手当を実現したはずである。
消費税増税の時もそうだが、消費税増税には絶対反対として政権をとったにもかかわらず、財務省の財政難キャンペーンに屈し、結果的に国民を裏切り消費税を増税したのは民主党政権である。
結局のところ過去の民主党も今の立憲民主党も何時言っていることを翻すかわからないという点では同じ穴の狢であり全く信用できない。
何が本当に信念をもって何があっても守りたい政策なのか、立憲民主党はそれを明らかにし行動で国民の信頼を回復しない限り、どんなに国民に口当たりの良い政策を唱えても信頼は回復できない。
はげみになりますので、クリックをお願いします