今の様子を見ていると防衛力強化の為に増税を実施する為の環境整備が着々と進んでいる。しかし、今の日本にとって防衛力強化はそんなに切迫した問題だろうか、
今後3年以内に北朝鮮が日本にミサイル攻撃をする可能性がどれほどあるだろう。北の独裁者は威勢の良い発言を続けてはいるが、アメリカを恐れていることは間違いなく、自らの安全には十分に気を配っており、アメリカからの攻撃を覚悟してまで日本を攻撃する可能性は少ないと考えるのが常識である。
中国もまた、今の国内情勢やアメリカとの軍事力の格差の中ですぐに台湾を攻撃する状況にはない。中国が日本をミサイル攻撃してくる可能性は低い。
また何度も言っているように北朝鮮や中国、ロシアにとって日本が敵基地攻撃能力を持っても抑止力にならず、仮に日本がミサイル攻撃を受けたとしても核保有国本土にミサイル攻撃をする政治的決断はできそうもない。
結局のところ敵基地攻撃能力などは張子の虎にすぎず、今経済を立て直すべき時期に増税してその足を引っ張るだけの価値は無い。
余計なことを考えず、後5年程度は防衛はアメリカ任せにしひたすら経済の復活を図るのかが日本にとって最も賢い選択である。
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