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2022年11月11日

法務大臣は法曹経験者に限定した方がいいのかも

葉梨康弘法務大臣の失言に対し、野党だけでなく自民党内部からも批判が殺到している。死刑というセンシブルな問題を冗談として軽く扱ったこと、法務大臣という仕事を軽視したことなどが主な要因である。

法務大臣の発言は軽率としかいいようがないが、実際のところ法務大臣というポストは従来それほど重視されてこなかったことも事実である。

政治家が逮捕されそうになった時に指揮権を発動してされを止めるという時以外その地位が注目されることはなかった。

法務省では検事総長に代表される検察畑の権限が絶対的に強く、過去においても法務大臣が実質的に法務行政を指導することはなく、飾りの域を脱していなかった。

法務行政を法務大臣が担うには、検察官に負けない法律知識と実践経験を有することが必要である。東大法学部出身警察官僚でも法務大臣として影響力を刃先するには知識不足である。

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posted by ドクター国松 at 09:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の政治システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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