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2022年09月29日

日中国交回復は日本にとって痛恨の大失敗

29日で日本が中国と国交を回復して50年になる。その間日本は3兆3000億円ものODA支援を行い、日本製鉄の製鉄所建設に代表されるように、日本企業は資金面技術面で多くの支援を行ってきた。

日本にとって中国支援は戦後の一大事業であった。しかし、その結果はと言うと明らかに大失敗である。

元々日本が中国の近代化を支援した理由は欧米への対抗意識もあったが、中国の経済的発展が日本の経済に寄与し、中国が経済発展することで民主化し友好国化するとの見通しがあった。

しかし、今になってみればその見通しは甘く、結果的に50年の日本の対中支援は失敗であったことがわかる。

中国は発展したが、日本経済は低迷し日本企業は中国企業の後塵を拝するに至っている。中国を支援し中国が発展すれば日本経済にプラスになるという予想は実現しなかった。

また、政治的にも中国の経済は発展したが、政治はますます専制的になり日本や欧米諸国が期待していたような民主化は実現しなかった。

それどころか中国は日本にとって潜在的な敵国として脅威の対象となった。日本は50年かけ多額の資金援助と技術援助や投資を行い潜在的な敵国を強化してしまったのである。

これを失敗と言わざるして何を失敗と言えようか。

戦後の日本の様々な政治決断の中で、日中国交回復とその後の中国支援は最大の失敗であり禍根を残すことになった。

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posted by ドクター国松 at 09:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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