安倍元首相の葬儀を国葬にすることについては野党を中心に反対の声が多い。しかし、安倍氏の功績は歴代首相の中でも特筆すべきであり、十分に国葬に値する。
安倍氏以前の日本と言えば、1997年以降名目GDPは減少を続けていた。1997年に543兆円あった名目GDPは橋本内閣の消費税増税により失速し1999年には528兆円まで低下した。
小渕内閣の努力で2000年には一旦535兆円まで回復したが、森内閣の愚策により再びGDPは低下し524兆円まで低下した。小泉内閣の国民に犠牲を支払わせる政策によりGDPは一旦539兆円まで回復したが、その後の第一次安倍内閣、福田、麻生の短命政権の間にGDPは495兆円まで低下した。
政権交代した民主党内閣は期待されたが、名目GDPは505兆円から500兆円まで低下した。
2014年12月に成立した安倍内閣は2020年9月まで続いたが、その間に名目GDPは518兆円から2019年の558兆円まで回復し、日本は過去の名目GDPを上回ることに成功した。
経済をようやく停滞から成長に変えることに成功したということで日本でも成長が可能であると国民に示したことは安倍内閣の功績であり、十分に国葬に値する。
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