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2022年07月13日

40代非正規雇用、安倍氏暗殺犯は典型的な落ちこぼれ世代、この年代を救わないと日本の犯罪は激増しかねない

安倍氏の暗殺犯についてテレビで報道され、その背景について宗教との関係がクローズアップされている。

しかし、忘れてはならないのが41歳で非正規社員という彼の現状である。確かに母親が宗教にのめり込み自己破産したということは特殊事情である。

しかし、彼個人は母親が自己破産したことで借金を背負っていないのだろう。とすれば多くの40代非正規雇用の人々と同じような生活を送っていたことになる。

何度も書いたことだが、この年代の非正規社員に多く見られるのが将来への不安と現状への絶望である。

多くは200万円から300万円程度の可処分所得で何時仕事がなくなるかの不安の中で生活している。正社員になることは難しく、一旦病気になれば職を失ってしまう恐怖におびえている。さらに、貯蓄もできず老後働けなくなれば生活の目途もたたない。

彼らの生活を何とか安定的なものにする努力をしないと、遠くないうちに彼らの一部は絶望から暴発し犯罪が激増することになるだろう。

このまま政府が就職氷河期世代の救済措置を怠れば、安全な国日本という幻想が崩れる日はそう遠くない。

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posted by ドクター国松 at 09:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | セーフティネットを整備する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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