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2022年06月08日

インバウンドの復活と海外旅行解禁が貧困化を日本人に再認識させるだろう

黒田総裁が国民が値上げを許容していると述べたことで批判を浴びている。意図的か否かは別にしてアンケート結果の読み方が間違っていることは否定できない。

賃金が上がらず、年金が6月から減額される現状で光熱費だけでなく、食料品から生活用品まで日々必要とする物の値段が上がりつづけている。

これらは値上がりしても買わざるを得ないものであり、節約しても限度があり、確実に国民の生活を圧迫している。

皆が値上げに同じように苦しんでいることから、まだ国民の間にくすぶっている不満は表面化していない。しかし、外国人の入国が緩和されインバウンド消費が始まると嫌でも日本人の貧困が再認識させられる。

日本人が高いと苦しんでいる物価水準を彼らは安いと認識し、多額の消費を日本人に見せつけることになる。

また、日本人が海外旅行した場合は現地の物価が高く日本人にはなかなか買えない水準にあることに気づくことになる。資源高による物価上昇と円安で日本人購買力は大きく低下している。

かっては日本人は海外旅行で金持ち感覚を味わえたが、今では海外に行くことで自分の貧しさを認識することになる。

インバウンドと海外旅行で日本の貧しさに直面させられた時、それでも日本人は黙って行動しないのだろうか。

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posted by ドクター国松 at 09:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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