習近平がゼロコロナ政策に拘ることで中国経済と社会に暗雲が立ち込めている。どんなに厳しくゼロコロナ政策をとってもコロナをゼロにすることは難しいというのが欧米の見解である。
一方でゼロコロナ政策を強行することで中国経済は低迷し、中国国民の政府に対する信頼感が揺らぎつつある。
習近平指導部はそれ以前にもいくつもの失敗を犯している。香港に対する強硬姿勢を鮮明にしたことで欧米各国に危険な国と再認識させるに至った。また、国内で大企業を圧迫したことで経済の成長を妨げている。
何もしなければ後数年で中国はアメリカを抜く世界一の大国になれたのだが、各国が中国への投資を抑制したことと自国の経済政策の失敗でその時期は相当程度遠のいた。
これは欧米民主主義各国にとっては幸いである。習近平のおかげで中国の危険性を再認識し、投資を抑制することでその覇権の実現を遅らせることが可能になった。
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