2022年4月1日から、成年年齢が18歳に引き下げられる。民法が定めている成年年齢は、一人で契約をすることができる年齢という意味と、父母の親権に服さなくなる年齢という意味がある。つまり、成年に達すると、親の同意を得ずに、自分の意思で様々な契約ができることになる。
しかし、一方で飲酒、喫煙等の嗜好品と競輪や競馬等のギャンブルは20歳以上に据え置かれている。
社会生活において最も重要な契約は自己責任でできるのに、飲酒やたばこ等やギャンブルのように本来成人であれば当然自分でコントロールできて当たり前のことが禁じられている。この理由を保護の為としていることは滑稽でもある。
おかしな話である。18歳から20歳の間に特別な訓練をするわけでもなく、これらをコントロールする能力はさして変化がなく、18歳でこれらを禁止する合理性は何もない。
成人であれば当然この程度のことはコントロールできるのが当たり前である。日本ではIR設置に反対する理由としてギャンブル依存症を生むということを上げる者が多いが、一人前の大人であればそんなものはコントロールできるのが当然である。
そんなこともできない人間は全て禁治産者又は準禁治産者として成人としての能力を制限すべきである。その程度のコントロールもできない人間は当然社会人としての契約行為もできないからである。
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