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2022年03月04日

ウクライナが粘ればロシアは2国の独立程度で撤退せざるをえなくなる

ロシアのウクライナ侵略は当初予想よりかなり遅れている。プーチンとしては短期間にウクライナを降伏させれば、欧米の批判もすぐに鎮火し大した影響はない、という読みであったがウクライナの抵抗が予想以上に激しく目論見通りに行っていない。

しかし、軍事的にウクライナがロシアを圧倒し追い返すということは期待できないので、ウクライナ側のできることは降伏せず抵抗を続けることだけである。

このまま膠着状態が長引けば、欧米の経済制裁は、例え肝心なところが抜けた中途半端なものであっても、ロシア経済と国民の生活を圧迫し、プーチンへの批判増加は避けられず、やがて戦争を続けることが困難になるだろう。

結局のところ、NATOへの加盟をしないこと、独立を宣言した二国を承認することの二つ程度を確保することで面目を保って撤退することになるのではないだろうか。

中国が台湾を侵略した場合も同様だろう。台湾が長期間抵抗できれば中国もに何らかの条件をつけて体面をたもてれば撤退することになるだろう。

結局のところ自国の防衛はどれだけ自分たちで守れるかということに尽きる。




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posted by ドクター国松 at 10:08 | Comment(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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