いよいよプーチンロシアはウクライナ侵攻の準備を完全に整えた。これに対し欧米は経済制裁を発表したが、残念ながら腰の据わったものとはなっていない。これではロシアを止めることはできない。
プーチンが何を狙っているかが、そろそろみえてきた。彼が狙っているのはソ連邦の領土復活であり、ウクライナ侵略はその西進の一歩である。
この点ではドイツ人の居住権拡大を狙い東方への進出を図ったヒトラーと同様である。
今回のウクライナへの侵略はその始まりである。プーチンはまず武装勢力が自称するドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の独立を一方的に宣言した。今回の紛争は東部の二つの州をウクライナから切り離すことに成功するまで終わらないだろう。
プーチンの狙いとしては欧米との局地的な戦争までを念頭におきながらも、戦争することなしに欧米の譲歩を促し平和的にウクライナの東部二州をウクライナから切り離すことだろう。
其の後数年以内に今度は独立した2州とウクライナとの紛争をネタにしてウクライナをロシアの属国にすることになるだろう。
旧ソ連の領域を回復するというのはプーチンの悲願であり、ロシア国内にもその支持者は多い。欧米はロシアとの戦争をも覚悟して外交戦略を立てない限り、ロシアの野望を防ぐことはできないだろう。
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