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2022年01月13日

みずほの人事でわかる日本企業が世界で勝てない理由

みずほは次期社長に木原正裕執行役を昇格させる方針で調整中である。木原氏は旧日本興業銀行出身で木原誠二官房副長官の実兄てある。

みずほは2000年に3行が経営統合して誕生して以降、大企業取引が中心だった旧興銀出身者が要職を務めるケースが多かった。

今回のみすほの一連のシステム障害の背景には、旧興銀主導の経営でリテールやシステム対応が弱くなったことがあるとの指摘があり、本来であればリテールや情報システムに詳しい人材をトップに据えるべきでるが、そうなっていない。

従来の興銀派閥の継承に加え、政治との関係を重視した人事としか思えない。海外の企業と比べ日本の大企業に顕著なのは自社の業務に関して素人同然の経営者が多いという点である。

日本の役員人事では、上司への忠誠心や失敗しない堅実さ、調整力が重視される為。専門的な知識を持つ有能な人材が社長まで上り詰めることは稀である。

この点技術や経営の専門家が社長として経営を行うアメリカのグロース企業などとは対照的であり、日本の大企業が先端分野では三流に留まっている根本原因である。

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posted by ドクター国松 at 09:53 | Comment(1) | 日本衰退 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そもそも興銀の職員は、オノウエヌイという婆さんにころっと騙された人たちでしょ? 経営を危うくして誰も責任を取っていないどころか、みずほという新組織で人事まで牛耳っている。信じられない。財務省、金融庁の責任も大きい。破綻を避けるために、何が何でも合併を選んだ結果がこれだ。これでもシステム障害が続くようであれば、解体した方がいいのではと思う。
Posted by seiji at 2022年01月16日 15:46
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