19日、中国の習近平指導部が主導して選挙制度が変更されてから、初めて行われた香港の議会にあたる立法会議員選挙で、1議席を除いて政府を支持する立場の親中派が議席を独占した。
民主派の立候補を制限した結果、著名な民主派議員は立候補できず、香港市民にはあきらめムードが広がり。投票率は大幅に低下した。
これを中国政府は一国二制度のもとでの香港の民主的発展と自画自賛している。
一方でボクシングを巡る前代未聞の愚行が波紋を広げている。世界フライ級王者の木村翔が、中国人の玄武と対戦したのだが、その内容が目も当てられないほど劣悪だったのである。
木村陣営はボクシングルールに基づくエキシビションマッチとして契約を締結していたが、試合開始直前になって大会主催者側が中国カンフーvs日本のボクシングという異種格闘技戦に勝手に変更し、玄武は転ばせる、蹴る、木村を抱きかかえて、頭から落とす危険極まりない技も炸裂させた。
批判が殺到する中で、本人は批判も意に介せず、試合後に自身のSNSで「中国が日本と闘うためにはやっぱりルールがいるのか? 俺はあいつが完全にやられるまで眠れない」と豪語している。
このように中国では国も民間も物事を自分の都合の良いように解釈して恥じるところがない。
日本企業は中国への輸出はいいが、くれぐれも大事な資産を中国に投資することは慎むべきである。今後米中対立が厳しくなり日本が対応を迫られるときには、過去のルーネルや約束は反故にされ、それらの資産の保全は期待できない。
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