7月28日にオリンピック開催中に東京の一日あたり陽性者が5000人を突破しそうだと書いたが、予想より早く5000人を突破することになった。
このまま緊急事態宣言以上の手をうたないと、全国で新規陽性者が50000人を超えることは確実である。そうなれば全国的に病床不足が顕在化し、コロナ関連死者の増加は避けられない。
政府は現行憲法下ではロックダウンのような措置は取れないと言っているが、これは明らかな嘘である。
憲法9条にあれほどはっきりと「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。」と書かれているにもかかわらず、外国では軍隊と見做される自衛隊に多額の税金を投入し、規模だけでいえば世界有数の軍備を有し、海外にも派遣している。
これと比較すれば、憲法第十三条に「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」と書かれており、今回のコロナ禍のように国民に多大な被害を与える状況においては現行憲法下においても行動制限は可能と解釈することはそれほど難しくない。
政府が何故現行憲法ではロックダウン島はできないと主張しているかと言えば、それを口実に憲法改正にもっていきたいとしか考えられない。
政府の無策にイライラした国民が憲法改正を口にすることを待っており、その為にコロナで死亡する国民を犠牲にしている。
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