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2021年07月30日

外出禁止令以外に感染を止める効果的な方法はない

東京のコロナ感染は急速に増加し、隣県を含めた東京圏全体に拡大している。さらに大阪等の地方でも感染拡大が続いており、このままでは全国の新規陽性数が5万人を超える日も近い。

これに対し政府は緊急事態宣言の延長とまん延防止措置から緊急事態宣言への変更で対応しようとしているが、これには何の効果も期待できそうもない。

肝心の国民に外出を抑制するつもりがないからである。コロナが急速に拡大し医療崩壊による死者が大々的に報道されるようになれば、さすがに外出も減るだろうが、そこまで待ってはいられない。

現在とりうる唯一の効果的な対策は外出禁止令である。

8時以降の全面外出禁止を実施し、それ以外の時間についても勤務に行く場合を除き半径10KM以上の外出を禁止する。

当然罰則がないとこれも守られないので、違反が発見された場合には都度5万円の違反切符を交付する。また、身元確認ができない場合及び違反金を支払わない場合は収監する。

このぐらい徹底した措置をとらないと今回の流行は収まりそうもない。しかし、結局のところ今の政府にそんな思い切った措置は期待できないので、このままずるずる患者数が増加し、パラリンピックについては最悪中止せざるをえなくなるか、患者数の増加を無視し強行するか、いずれかになるだろう。


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posted by ドクター国松 at 09:27 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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