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2021年07月09日

パンデミックには全く対応できない日本のお粗末な感染対策

今回のコロナ禍は日本にとってはむしろプラスだったかもしれない。日本の感染対策が如何にお粗末かを国民の目に明らかにしたからである。

これで、今後何の対策も打たないとすれば、この国はもう終わりである。さすがに何らかの対応はするものと期待したい。

今回のコロナはそれほど死感染力も死亡率も高くなかった為致命的にはならなかったが、これがもっと感染力も死亡率も高い感染症であったら、その結果は悲惨なものになっていただろう。

ワクチン開発能力が低いことは以前からわかっていたことだったが、感染が拡大しオリンピックの開催が危ぶまれる緊急事態になったにもかかわらず、ノンビリと平時の治験を行い、ワクチンの輸入が遅れたことは政府の無能さを再認識させた。

政府はかねてより、日本の一人当たり病床数は世界一だと言い、近年は病床を減らすことに注力してきたが、いざコロナがまん延すると、世界的には非常に少ない患者数にもかかわらず忽ち病床不足に直面した。結局のところ世界一の病床数などと主張してきた厚生労働省が信用に値しないことを証明した。

市中の感染対策においては緊急事態宣言下にもかかわらず、時間外のアルコール提供、路上や公園での飲酒が多発し、宣言の効果が無いことが明白にもかかわらず、実効ある対策をうてず結果的に感染を長引かせた。

事ここに至っても、アルコール提供禁止に何ら強制力はなく、これも守られる可能性はない。必要とあれば営業停止や警察による拘束を可能にする体制をつくらないと、今後のより深刻なパンデミックに対応することはできない。



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posted by ドクター国松 at 09:41 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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