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2021年07月01日

オリンピック開催目前にもかかわらず、コロナに対する無策が際立つ

是が非でもオリンピックを有観客で実施したかった菅総理は、コロナ禍をある時は見ぬふりをし、ある時は対策は十分だと強弁しながら、ようやく有観客で実施できるところまでこぎつけた。

しかし、肝心のコロナ対策はお粗末この上ない。東京の新規患者数は既に700人を突破したが、このままではオリンピック開催前に1000人を突破することは確実であり、オリンピック開催中には2000人、終了後には5000人を超えても何ら不思議はない。

オリンピック開催を成功させ、その勢いで選挙に勝ち総理の地位を維持するというのが最終目標であれば、その実現の為にあらゆる手段を講じなければならない。

ワクチンの接種にも全精力をつぎ込むべきであった。オリンピックの開催日は決まっていたのだから、厚労省が何を言っても、もっと早くワクチンを承認し、現物を確保して接種をいそぐべきであった。ぐずぐずしているうちにオリンピック開催に間に合わなくなった。

さらに今頃になってワクチンが不足しているから接種を取りやめるなど、笑い話にもならない無様さである。

また、まん延防止措置がでているにもかかわらず人流を止められない。8時をすぎても営業し酒を出している飲食店は後をたたないし、店内や路上で飲んでいる連中も増加している。

オリンピックを無事開催し、目的を達成したいのなら、野党や国民の批判など無視して強権を発揮し、8時以降に開店している飲食店は営業停止、8時以降に飲食しているものは強制的に一時保護する等をすべきである。

仮に憲法違反でうったえられたとしても最高裁で決着がつくまでには何年もかかることから、総理の任期中に決着がつくことはなく、そんなものは無視すればいい。

目標を定めたら、それを実現する為にとれる全ての手段を実施する。日本に欠けているのはそんな姿勢である。

だから日本は中国やロシア韓国・北朝鮮といった近隣諸国に舐められるのである。






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posted by ドクター国松 at 10:40 | Comment(0) | オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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