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2021年06月07日

民主主義というのは例え国が亡びる結論で会っても民意に従うシステム

竹中平蔵氏が6日そこまで言って委員会NPに出演し、「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」と発言した。

その真意は世論が反対していてもそれは間違っているから、無視してオリンピックを実施すべきだというものであった。

オリンピックの開催の是非は横におくとして、「世論はしょっちゅう間違う」という竹中氏の主張については正しいと断言できる。

国民の平均的な情報収集力や判断力は決して高くないので、往々にして間違った判断をする。国家の指導者層の方が一般的に国民補遺金より情報力や判断力が高いので、正しい判断をすることが多いのも事実である。

それでは指導者が国民の意向を無視して政治を行うべきかというと、民主主義社会においてはそれは間違いである。

指導者は正しい結論に向かって国民を啓発すべきであるが、国民の意向を無視して政治をすべきではない。
国民主権の民主主義国家においては、例えその道が国家の滅亡につながるものであっても、国民の意思に沿った政治をすべきである。

指導者層が正しいからと国民の意向を無視した政治を行っていれば、それはもはや民主主義ではなく、専制政治であり、やがて大きな間違いにつながることになる。

民主主義国家における指導層は国民の情報力や判断力を高めるように情報提供や教育に力を入れるのが本来の方向性であり、間違っているからといって国民の意向を無視すべきではない。

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posted by ドクター国松 at 09:32 | Comment(0) | 民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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