3月31日に消費税転嫁対策特別措置法が失効し、4月1日より税込み価格表示が義務化される。今まで本体価格+税の値札を付けていた企業は税込み価格を上からシールで貼るか追加の値札を添付する必要がある。
しかし、これは消費税に対する抵抗を少なくする上では有効である。ヨーロッパでは消費税率は高いが旅行した時にはあまり気にならなかった。
それは税込み表示されていたので、税金を意識することなき価格だけを見てそんなものかなと納得して購入したからである。
今消費税が腹立たしいのは、税抜き価格を見て購入したものが会計時に消費税を追加されるからである。嫌でも消費税をむしりとられていることを実感させられる。
税込み表示にすれば、その価格で買うか否かを判断することになり、後から追加に税金をとられるという意識が薄れる。
いずれにせよ消費税というものは国民から見れば国家による搾取であるが、税込み価格とすることで抵抗感が薄れることから消費にはプラスになるだろう。
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