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2020年12月15日

goto トラベルもそうだが、日本の政治はいつもアクセルとブレーキを同時に踏んで失敗する。

菅政権が遂にgotoトラベルの一時停止を決定した。外出自粛を要求する一方で、外出を促進するgotoシラベルを実施することは誰の目にも矛盾であった。

菅総理は専門家の意見の中で都合のいい意見だけを取り入れgotoトラベルを強行してきたが、さすがに患者数の増加とそれに伴って大きくなったgotoシラベル批判に抗しきれなくなったというのが実際のところだろう。

政策がうまくいかないケースでは矛盾する政策を同時に実現しようとすることが原因である場合が大須。ここ30年の日本の経済政策の失敗は全てこのケースである。

景気拡大をしようとして財政支出を大判ぶるまいする一方で増税等の経済縮小策をとってきたことなどはその典型である。結果、財政も経済も共に悪化させ今日の日本の体たらくを招いたことは記憶に新しい。

今回のコロナ禍でもそうである。コロナ対策と経済対策を同時に実行しようとして、相反する矛盾した政策を同時に実行するから失敗する。

車の運転ではアクセルを踏むかブレーキを踏むかはどちらか一方であって同時には踏まないようになっている。同時に踏んだら車がどう動くかはわからない。

政策も同様である。コロナと経済のどちらも重要であっても、ブレーキを踏む時はブレーキだけを踏み、一段落したところで経済対策のアクセルを踏むというようにタイミングをわけるべきである。

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posted by ドクター国松 at 13:04 | Comment(0) | 日本の政治システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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