和歌山市が犬猫の殺処分ゼロを目指して去勢避妊手術の設備の充実のためのクラウンドファンディングを実施して役2790万円の資金を集めた。
この使途がデタラメである。市会議員の質問に対し全額使用済みと回答したが、その中身は交通費や印刷費、自賠責保険等々本来の目的とはかけ離れたものであった。
批判が殺到したので、市長がそれは間違いで残高は残っていると訂正し、市職員の回答は全額使いきらないといけないと勘違いした爲だと弁明した。
これもどこまで本当かわからない。東北大震災の時に各方面から集まった寄付金を直接地震と関係ない用途に流用したことは当時問題になったが、役人には寄付金を都合の良い用途に流用するクセがあるらしい。
和歌山市も問題視されなければそのま流用したに違いない。批判されたので急遽勘定を元に戻して残高は残っていると発表したにすぎないだろう。
もう一つ問題があるのは、去勢にかかった費用が相場と比較して異常に高いことである。専門医にインタビューしていたが考えられないほど高いということであった。
これもまた役所の仕事の特徴である。和歌山市に限らず役人が行う事業では民間業者が行うより高い価格のことが多い。
とにかく、役人に金をもたせて事業をさせると無駄な流用や高コストになりやすい。税金を上げ役人無駄遣いされるより税金は減額し国民自身に使用させる方がよほど効率的であり効果は大きい。
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