菅氏が大差で自民党総裁に選ばれた。この結果については例によってマスコミでは派閥均衡政治になり期待できないとか、モリカケやさくら問題があいまいになるとか、いろいろ言われている。
しかし、菅氏にもっとも期待したいのは官僚利権の排除である。よく日本の政治を表す時に縦割行政が指摘されるのは、官僚が自省の利益を最優先しその利権を失うことをなによりも嫌うからである。
その結果、日本の行政は不合理で効率が悪く国民には利用しずらいものとなっている。それが日本企業が新事業分野で海外に遅れをとった要因の一つである。
菅総裁は自らも官僚の縦割り行政の排除をうたっており、官邸主導の官僚人事が可能となったことと相まって官僚利権と既得権排除の徹底を期待したい。
内閣人事局については官僚の官邸への忖度等問題点が指摘されるが、利権を維持する為の官僚の独善的な行政と比べれば些事であり、政治主導を徹底し次々と官僚利権と既得権に手をいれることを期待したい。
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