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2020年08月27日

アメリカは西側民主主義国家の旗手だが、同時に病んだ大国でもあることを忘れてはならない

世界最大の経済大国で次々と新しい産業を生み出しアメリカンドリームを体現できる国アメリカは同時に民主主義国家の旗手であり世界をリードする大国である。

中国の台頭による米中対立激化の情勢で世界の国々はそれぞれどちらにつくか選択を迫られることになるが、日本は勿論アメリカの側に立つ以外の選択肢はない。

しかし、忘れてはならないのはアメリカは理想の国家とは程遠いという事実である。アメリカの側に立つにしても、それは自由の無い共産国家の中国と比較すればアメリカの方が価値観が近くマシだというにすぎない。決してアメリカは理想国家ではない。

アメリカでは大きな所得格差が生じているが、それは正常な状態ではなく異常で好ましくないことを理解しておく必要がある。上位1%の富裕者がアメリカの富の3割を握るという状態は、既に人は平等であるという理念を脅かすほどの状況である。

また、宣戦布告もしていないのに他国の将軍をテロリストと断じ、他国の領土でドローンを使って暗殺することを正義として容認する異常な価値観を持つ国家でもある。

さらに、国内においては軽犯罪者であっても人種によっては裁判にかける前に警官によって射殺される無法国家でもある。

多くの移民の存在と貧困層の増加があいまって、人種間の差別と対立が先鋭化しアメリカ社会は不安定さを増している。しかし、貧富の差は緩和されるどころかますます拡大し、それがさらなる社会の不安を煽っている。

日本はアメリカに組みするにしても、決してアメリカ型社会を目指してはいけない。



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posted by ドクター国松 at 10:05 | Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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