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2020年06月05日

経済と人命をはかりにかけ経済を選ぶのはコロナ禍だけではない。

コロナ禍が一応収束してきたとして日本全国で緊急事態宣言が解除された。しかし案の定というか患者数増加の気配が見えてきた。

政策研究大学院大学の土谷隆教授は、経済再開に向けて人々の気持ちが上向いている中で、今月中にも再び感染が急増する可能性がある。感染拡大は今後もある程度繰り返していく、と指摘している。

今後さらに患者数が増加することは避けられそうもないが、再度緊急事態宣言を実施し外出規制や営業自粛に戻ることは考えにくい。これ以上の経済の大幅悪化を国は望んでいないからである。

命と経済を天秤にかけ経済的利益を優先することは今に始まったことではない。自動車産業などはその典型である。

最近でこそ様々な安全装備が開発されたが、以前の車は必然的に一定の確率で人命を奪う危険な道具であった。

運転者がどんなに努力したとしても一定数は必ず事故が発生し人命が失われる。それが自動車というものであった。人命が何よりも重要であれば、自動車そのものの運転を禁止すべきである。

しかし、世界は人命よりも利便性や経済を優先し、毎年多くの人命を犠牲にしながら自動車を利用し続けてきた。

今回のコロナ禍でも同様の選択がされることは間違いない。たとえ犠牲者が出る確率が増加するとしても人類は人命よりも経済を優先する。



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posted by ドクター国松 at 10:02 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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