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2020年05月14日

貧困化する日本ではびこる自粛警察やクレーマー

20年以上世界で唯一成長しなかった我が日本国では貧困化と国民の二極分化が拡大し、意に添わぬ人生を余儀なくされる国民が増加している。

ハブル崩壊以前の日本の繁栄期にもクレーマーは存在したが、今のように徹底的に相手を攻撃し土下座して全面降伏させて留飲を下げるというような悪質なクレーマーは少なかった。

当時は相手が非を認めて謝罪すれば、そこで許すというのが普通であったが、現在では相手が非を認めればさらに輪をかけて徹底的に相手を追及し逃げ道を許さず追い詰めるというケースが増加している。

これは機会があれば他人を攻撃し憂さ晴らしをしたいと考える不満を持った日本人が増加していることを示している。

自分とは関係の無い不倫やちょっとした失言に対しネット等で徹底的に攻撃し、相手の生活を破壊しようとするまでの悪意の発露や、他人の生活を全く考慮しようとしない自粛警察なども同類である。

貧すれば鈍するというのが今の日本社会であり、コロナ禍を経てこのままては日本の貧困化と国民の二極化はさらに進むと予測されるので、ますますギスギスした住みにくい社会になっていくだろう。

安倍政権と自民党はアメリカ型の社会を理想とし、日本をそれに近づけようとしてきたが、日本を再び住みやすい社会に復帰させるにはアメリカ型の一部の金持ちと大部分の貧乏人からなる社会ではなく、中流階級が大部分を占める社会の復活が欠かせない。

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posted by ドクター国松 at 10:02 | Comment(0) | 日本社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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