安倍首相が精彩を欠くのと比較し大阪府の吉村知事の評判がいい。説明がわかりやすいし話を聞いていると大阪ではうまくいきそうな気がしてくる。
しかし、肝心なところが抜けている。それはPCR検査がうまく機能していないことである。
JIJI.comによると大阪府で、保健所がPCR検査が必要と判断してから実際に検査するまで、最長で10日程度かかっていたことが3日、大阪市保健所への取材で分かった。患者の急増に検査態勢が追い付いておらず、検査を待つ間に容体が悪化して入院したケースもあった。
新型コロナが疑われる患者が訪れる地域の開業医も対応に苦慮する。府内のあるクリニックには発熱した人がほぼ毎日来院するが、他の患者とは別の時間帯に、防護服を着込んで診察している。男性院長は「保健所は必要な検査をほとんど受け付けていない」と語気を強める。院長によると、患者に肺炎の所見があるにもかかわらず、保健所に検査を断られたケースがあった。
大阪府は民間検査機関の活用も進めるなど検査能力の拡充を急いでいるらしいが、この問題が解消されないと実態も把握できず、大阪方式もあったもんじゃない。
はげみになりますので、クリックをお願いします