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2019年12月26日

責任をとらず公文書も残さない日本は失敗を繰り返して衰退する

本来金利を引き上げる局面で金利を下げたことにより発生したバブル。急激な金利引き上げと金融規制の強化でソフトランディングどころか歴史上稀に見るハードランディングがもたらしたデフレ経済。

歴史的に見れば、政府と官僚によるこれらの大失敗で日本は衰退したことは明らかな事実として認識されている。

しかし驚くべきことは、これらの大失敗の責任を誰もとっていないことである。バブル崩壊後の不況に明らに責任がある三重野日銀総裁も何ら罰せられることなく畳の上で死んでいる。

政界、官界では日本的慣行から個人に明らかに責任があることであっても、個人の責任を追及することなくあいまいに済ませてしまう。

その片棒を担いでいるのがずさんな公文書管理である。公文書がきっちりと残っていると個々の責任が明らかになってしまう。それを避けるために官僚勢力によって実施されているのが公文書の廃棄である。

結果、日本では間違った政策で国民に莫大な損害を与えても誰も責任をとらず、それを調査検証するための公文書も残っていないために、同じ失敗を何度も繰り返すことになる。

歴史による教訓を学ばない世界で唯一の国家になっている。

もはや日本は坂道を滑り始め、その速度は年々増している。過去の失敗から何も学ばないまま目先の問題に追われていれば、遂には最貧国へまっしぐらである。


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posted by ドクター国松 at 09:47 | Comment(0) | 危うい日本の民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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