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2019年10月08日

日本の政治は遅い、このままでは日本は50年もたない。

日本を取り巻く問題は山積みだが、ただ一つ救いがあるとすれば問題の本質が明らかになっていることである。

その問題に対し着実に対策を打っていけば日本の危機は解消されるのだが、残念ながら自公政権の対応はあまりにも遅く問題を解消できそうもない。このままでは50年後には日本がアジアの負け組になっている可能性は相当高いと言って間違いはない。

日本の第一の問題と言えば高齢化であるが、政府の対応は不十分である。高齢者人口が3割を上回る状況で日本の経済や社会保障を維持する為には元気な高齢者に第一線で働いてもらう以外に方法はない。しかし、いまだに在職老齢年金制度の即時廃止を実施しないし、定年制度を廃止しないし、高齢者の就職について根本的な対策をうっていない。社会保障についても負担増と給付減額だけで対処しようとしているが、これでは解決不能であり、世代をまたがった長期的な対応が必要であるが何もしていない。

第二の問題は少子化であるが、対策は中途半端であり、子供を産みたくなるような思い切った優遇策をうっておらず、事態は悪化するばかりである。世界で人口がどんどん府手いる中で、人口が減少している国は埋没せざるをえない。

第三の問題は未利用地問題である。相続法と登記制度の不備により日本全国で利用できない土地が増加している。現在九州に匹敵する土地が放置されているが、後数年で北海道に匹敵する面積まで広がることになる。国土の狭い日本で利用できない土地の増加は大問題である。法律を改正し未利用地については国が収用し、有効利用できる業者に無償か低価格で譲渡する制度の確立が急がれる。北方領土返還にかける金があれば未利用地の利用や対馬等の国境の島の再開発に使うべきである。

第四の問題はインフラの老朽化である。高度成長期につくられた橋やトンネル、高速道路が老朽化しており、このまま放置すれば大事故につながるが、この対策も遅々として進んでいない。

第五の問題は北朝鮮の脅威である。北朝鮮のミサイル攻撃能力は日本の防御能力を大きく上回っており、アメリカの助力がなければ、北朝鮮と戦争になれば日本は一方的に破壊されてしまう。一機100憶円の戦闘機を100機以上保有しても北朝鮮のミサイル攻撃には何の役にもたたない。兄弟殺しの異常な独裁者が支配し、日本海の漁場を巡り対立が激化する可能性がある中で、日本人はあまりにも北朝鮮の脅威に対し無自覚である。



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posted by ドクター国松 at 09:50 | Comment(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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