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2019年03月07日

進む日本の貧困化、高齢破綻予備軍(30代40代の貯蓄ゼロ)が23.1%という深刻さ

SMBCコンシューマーファイナンスは6日、30〜40代の金銭感覚に関する調査結果を発表した。「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が前年比6ポイント増の23.1%になった。貯蓄額の平均は30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、40代は同120万円減の196万円だった。

「年収がいくらだったら結婚、出産しようと思えるか」との問いでは、結婚が500万円以上、出産は600万円以上と答える人が多かった。
(以上は毎日新聞オンラインから抜粋)

30歳〜34歳の男性の平均年収は約452万円35歳〜39歳の男性の平均年収は約513万円
40歳〜44歳の男性の平均年収は約575万円45歳〜49歳の男性の平均年収は約649万円、
であり、結婚や出産の適齢期である30代前半の収入はアンケート数値を大きく下回っており、このまま何の対策もうたなければ人口減による国の貧困化は避けられない。

購買力平価による日本の最低賃金は韓国よりも低く、この最低賃金の低さで外食産業が低価格を維持できているのだが、同時に若者の貧困化をも生み出している。

30〜40代で貯蓄ゼロの者が65歳までに十分な貯蓄を確保できる可能性はほとんどないことから彼らが65歳の高齢者となるころには老後破綻か生活保護は避けられず、現状から推定できる日本の未来は限りなく暗い。


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posted by ドクター国松 at 10:08 | Comment(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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