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2019年01月31日

だから野党はダメ、厚労省の不正に対しては大臣よりも事務次官や局長の罷免を要求すべし

野党は厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正調査について根本匠厚労相の対応を批判し罷免(ひめん)を求めたが、首相は改めて拒否した。

何か官僚が不正を行うと、すぐに野党は大臣の罷免を要求する。これはそのことにより政治的に内閣をゆさぶるためであることは理解できる。

しかし、肝心の官僚に対する追及は野党からはあまりない。このことが官僚を増長させ、何か問題が発覚すれば大臣のクビを差し出すだけですむと、官僚の独断専行の温床となっている。

大臣は建前では省の最高権力者であり責任者であるが、省の実態については事実上何も知らないのは常識であり、省の不正に対し大臣ができることは何もない。

むしろ責任は事務局にあり事務次官や局長こそ責任追及されるべきである。野党も党利党略に走り内閣を揺さぶるためだけに終始するのではなく、官僚の責任を厳しく追及し処断することで官僚の専横防止に努めるべきである。

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posted by ドクター国松 at 09:35 | Comment(0) | 官僚政治からの脱却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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